손아귀(삽화본) 2

· 손아귀(삽화본) 2 巻 · 로아
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"당신과 있으면 숨이 막혀요." "제발 날 놔주세요." 붙잡힌 턱 때문에 마주친 두 눈빛이 투명한 수정 보석처럼 반짝이면서도 차가웠다. 내 말을 듣고 있긴 한 걸까, 라는 섬뜩한 생각이 들었을 때 턱을 쥐고 있던 그의 손아귀가 내 목을 부드럽게 움켜쥐었다. 힘이 들어가진 않았지만 목을 움켜쥐고 있다는 것만으로도 더 이상 말을 하는 건 불가능했다. 목에 닿아있는 손처럼 결코 그의 손아귀를 벗어날 수 없을 것 같다는 끔찍한 촉이 이번에도 넘실넘실 마음에 기웃거린다. "난 이미 널 만났을 때부터 숨이 막혔어."

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